【良書の紹介】R7年12月『付加価値の法則』

  良書の紹介

『付加価値の法則』 著 関野 吉記 

本書では現代のビジネス環境の変化を踏まえて、付加価値経営の必要性が記載されています。
AI(人工知能)や様々なデジタルツールの普及により消費者のニーズが変化する中、私たちはどのような価値を提供することができるのか。
他の企業との「差別化」という言葉は顧客に選ばれ続けるための戦略として、ビジネスの文脈でよく使われることの多い言葉ですが、この差別化のためには何が必要なのかを深く学ぶことのできる1冊です。

企業の存在意義を明確にし、ただ物やサービスを売るのではなく、自分たちにしかできない価値の提供を考え、企業全体の共通認識とすることで、変化の激しい現代でも価格競争や機能競争に巻き込まれずに長く必要とされ続ける企業でいられるのではないかと感じました。

和田 紘奈