【良書の紹介】R7年4月『ホウレンソウはいらない!: ガラパゴス上司にならないための10の法則』
『ホウレンソウはいらない!: ガラパゴス上司にならないための10の法則』 著 本田 直之
税理士事務所で内勤の業務内容はルーチンワークが多いので、できる人のやり方をマニュアルにし、仕組み作りに取り組むことで仕事を効率化する事が大事であると感じました。
仕組み作りに取り組むことで新しい人でも手をつけられるようなり、仕事を振ることができるようになるので部下の成長に繋がります。
似たような問題が発生することも多いので過去に発生した問題点などもまとめておけば、新人が入るたびに同じアドバイスをしなくてよくなります。
チェックポイントやチェックの仕方・仕事の進め方を明確にし、いつまでにどのような成果物が必要なのか伝え、能力を発揮できる状況をつくることが人を育てるうえで大事なことだと思います。
データの管理について、個々人のパソコンでデータを管理してブラックボックスにならないようにする必要があると改めて考えさせられました。
また、どこにデータを保存しているか管理が出来ていないと探すことに時間が費やされ、IT化で効率が上がっているように見えて実は下がっているということが無いようにデータの整理も大事です。
IT・DX化していく中で、どのように人を育てるのかが本書で記載されておりました。
山咲 武志