【良書の紹介】R6年11月『犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉』
『犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉』
なかなかパンチのあるタイトルだったので手に取ってみたところ、なかなかの良書でした。
「子どもに言ってはいけない言葉・良い言葉」この手の教育本は数多くあると思うのですが、
実際の犯罪や非行の事例から、問題行動の背景にあった家庭環境やかけられた言葉、態度の影響力をリアルに感じられる本でした。
法務省の心理職として22年間勤め、1万人以上の犯罪者・非行少年の心理分析を行ってきた著者の言葉は説得力があると思います。
子どもだけでなく、親が変わることができるか。家庭内ブランディングについて考えさせられる内容となっています。
山中 愛