【KVIメンバーからひと言】R6年7月 20年ぶり 新紙幣発行
先日新しい紙幣の流通が始まりましたが、この紙幣の原料となっている「ミツマタ」という樹木、9割近くをネパールから輸入しているそうです。
かつて日本でも栽培されていましたが、高齢化の影響などで生産量が減少し、今では十分な生産量が確保できない状態です。
この「ミツマタ」ですが、ヒマラヤ山脈のふもとで栽培されており、現地の農家の方々の貴重な収入源となっています。新たな施設やインフラが建設され、農家の経営が安定したとの事で、まさにウィンウィンの関係です。 日本の企業が貧困対策として行った「ミツマタ」栽培のおかげで、私たちの生活も支えられていると思うと、感慨深いですね。
上原 維思